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「総合マンガ誌キッチュ・ワイズ出版創刊号」東京初イベント2連!

2017.01.03 Tue
メジャーとは何か?マイナーとは何か?

 いきなりへんな問いかけでしたが、この両者には因果関係があると、私は考えています。

 過去のデータを見る限り、いまの「主流」、言わば「メジャー」というものは、かつては「非主流」、つまり「マイナー」だったと言えましょう。

 完結してからもアニメが作られ続ける、かの「ジャンプ」発の七つのボールを搜しながら戦う日本国民的格闘マンガの著者は、最初からヒットメーカーでは、当然なく、膨大な量の作品を描いてたどり着く一つ結果が、のちの「メジャー」だったわけですね。

 作品のジャンルから言うと、最近の例を挙げれば、目が一つしかないが(!)愛嬌たっぷりある、これまで見なかった魅力的女性キャラクターを始め、さまざまな生き物と合体している「キメラ女性」(!!)というキャラクターたちは、つい数年前までは商業出版の世界では知らない存在だったと記憶しています。

 これら「元非主流」が何らかのきっかけで、「主流」になるのだが、近年「非主流」を生み出す土壌、見ないのではないでしょうか。ん~困りましたネ。

 そして2016年の12月に、七冊目にして、それまで自費出版だった「総合マンガ誌キッチュ」「キッチュ・ワイズ出版創刊号」になって、ワイズ出版より発行することになりました。

 一人編集部で頑張ってきまして、それまでの印刷費から原稿料まで全て自費!2015年の青申告の結果がマイナス100万だった時には、さすがにたまげましたが・・・!

vol07.jpg

 マンガ作品のラインナップに80年代「ジャンプ」で活躍されたひらまつつとむ氏と、「ガロ」作家の平口広美氏、石川次郎氏、ひさうちみちお氏。ほかに阿部洋一氏、榎屋克優氏、スケラッコ氏ら新鋭作家から、田中圭一氏、さそうあきら氏らベテラン作家がいます。

「ジャンプ」から「ガロ」「新鋭」から「ベテラン」の作品が掲載しています。我ながらの上手いフレーズ(?)は置いておくとして。このような雑誌はほかに存在するのでしょうか?

 まだ名を知られない新人だったムクロジ氏が「キッチュ」掲載直後、講談社「モーニングゼロ2016年10月期奨励賞」に選ばれたことを、漫画家の阿部洋一氏がメールで教えてくれたとき、とても嬉しかったです。

 さてさて活字には編集者・写真家の都築響一氏、放送作家の吉村智樹氏、夢人塔の浅尾典彦氏、「連環画」研究者の加部勇一郎氏が寄稿され、インタビューには「ガロ」元副編集の白取千夏雄氏、台湾ベテランマンガ家の傑利小子(キッド・ジェリー)、いまは無きカウンターカルチャー拠点「ほんやら洞」元店主甲斐扶佐義と芸術学・写真論・視覚文化論の研究者佐藤守弘氏とわたし呉との鼎談があります。

 やはり言いたくなります。このような雑誌はほかに存在するのでしょうか?

 マンガがどことん好きで、文化にどことん興味を持ってくれる人、敢えて言うなら、マンガに狂う人のための雑誌と言えましょう。

 この雑誌を作った、あるいは作ってしまった、わたくし、台湾出身のフリーの漫画編集者呉塵罡(ゴ ジンカン)であります。

 そして「キッチュ・ワイズ出版創刊号」は2016年12月、大阪ロフトプラスワンウエストの創刊記念イベントを終え、初めての東京イベントを開催することになりました。

 責任編集でしかも台湾人の呉が、二つのイベントとも、日本でもっとも上手い方をゲストを迎えて、司会進行をすることに、恐れ多くしかも不安がいっぱいですが、前売り券が売れないと、恐ろしいことになるので、ここで宣伝しなくではいけません・・・!

2017年1月13日ネイキッドロフト
漫画狂雑誌「総合マンガ誌キッチュ・ワイズ出版創刊号」発売記念イベントin東京
ネット用チラシ
西武新宿のすぐ近くに有る、「トーク&ミュージック」をお届けする想像空間ネイキッドロフトでイベント開催!

出演:

「キッチュ」責任編集の呉塵罡(ゴ ジンカン)
孤高の「ガロ」作家石川次郎
『日々ロック』の榎屋克優
『フーゾク魂』の平口広美
写真家・編集者の都築響一
音楽活動をし続ける漫画家アニュウリズム
伝説書店「タコシェ」店主の中山亜弓


「キッチュ」の執筆者でもある豪華ゲストを迎え、ガロの話台湾漫画業界の話表現の話、またアニュウリズム氏による特別ライブもある!

2017年1月21日書泉グランデ
「キッチュ」ワイズ出版創刊号(通巻第7号)発売記念 平口広美先生・ひらまつつとむ先生・都築響一先生トークショー&サイン会
ネット用チラシ2
神保町で、本が好きの者なら誰もが知っている「書泉グランデ」で、トークショーとサイン会を開催!

出演:

「キッチュ」責任編集の呉塵罡(ゴ ジンカン)
写真家・編集者の都築響一
『フーゾク魂』の平口広美
「月刊少年ジャンプ」で連載した小学生核戦争サバイバル漫画の『飛ぶ教室』著者のひらまつつとむ

・・・を迎えてトークショー、さらに小学館「IKKI」デビュー作家のムライによる関東初のサイン会が開催される!こちらももちろん、全てが「キッチュ」の執筆者です!

全てはディープの中のディープ、しかし、決してマニアックではない

8年間の時間を費やして作ってきた土壌・「キッチュ」で、未来の主流の目撃になるか!


※ムクロジさんが受賞したのは「モーニングゼロ2016年10月期奨励賞」であり、「ちばてつや賞」ではないことがわかったので、訂正いたしました。(2017・1・4)




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「総合マンガ誌キッチュ」第七号インタビュー&特集発表

2016.04.24 Sun
桜が散って数週間、いよいよ春も後をして――

一年延期していた総合マンガ誌キッチュ第七号の活字部分の具体的内容をお知らせいたします。

巻頭グラビア

「世界最大の廃墟はどこにあるのか」廃墟探索部
レンズに写っているのは誰もが知っている史上最悪の事故現場、と同時に世界最大規模の廃墟・「チェルノブイリ」。廃墟探索部による、「総合マンガ誌キッチュ」渾身の巻頭グラビアページ第三弾――そこには確かに、人が住んでいた。

特集

「京都の死にたい場所」吉村智樹
関西の代表的な放送作家・吉村智樹が書く、誰も知らない京都のワンショット。古びた建物には人が生き生きする甘い香りがする。生きるあいだは楽しく、死ぬときも大好きな場所で・・・第六号に続く、「京都の死にたい場所」第二弾!

「夜をかける少女」都築響一
日本の北、函館の西隣にある街。そこには誰をも魅了する、アートを超越した創作行為によって描かれた不気味な少女たちの肖像があった。写真家・編集者の都築響一がおくる衝撃の表現者とは!?

「自主映画最前線」浅尾典彦
関西サブカルチャー発信源「夢人塔」代表・浅尾典彦がおくる、自主映画制作の最先端!大阪・十三にある「シアターセブン」で行われたスペシャル上映会から見た「才能のカオス“鉄ドン”」と「プロとアマチュアのコラボ“青春ドラマシアター”」をリポート!

「大きな中国、小さな絵本―連環画の魅力について」加部勇一郎
民生の一部でありながら、時にはプロパガンダの道具だったりもした中国の「連環画」。研究者・加部勇一郎が語る、一枚一枚が繋ぐ物語の歴史とその魅力。

特別ロングインタビュー

「“ガロ”のまんが道・白取千夏雄&手塚能理子」聞き手:呉塵罡
「ガロ」元副編集長・白取千夏雄と現「アックス」編集長手塚能理子、「ガロ」と関わってきた二人の生き証人から、それぞれのマンガ人生のきっかけと「ガロ」の思い出を聞いた。過去実現されなかった、両者の記事を同じ紙面に掲載するという、歴史に残る貴重な記録である。

「傑利小子(キッド・ジェリー)と近代台湾マンガの歩み」聞き手・構成:呉塵罡
長年、漫画家として、そして「絵師」としても活躍してきた、圧倒的な描画力と多彩な作風が特徴の台湾ベテラン漫画家の「傑利小子」が語る台湾漫画界の過去・今・そして未来。その半生は、日本で知られざる近代台湾マンガ史の重要なパズルである。

「特別鼎談:甲斐扶佐義×佐藤守弘×呉塵罡」聞き手・構成:呉塵罡 構成協力:佐藤守弘
二〇一五年に焼失した伝説的ギャラリーカフェ「ほんやら洞」の店主で、京都の文化人たちに親しまる「甲斐さん」こそ、四〇年以上京都のディープな所を見つめてきた記録者である。この日、同じく甲斐さんが経営する木屋町の「八文字屋」で、京都精華大学のデザイン学部教員の佐藤守弘と、本誌責任編集の呉が、甲斐扶佐義本人に「ほんやら洞」の歴史と、知られざる深い京都、そしてその写真家としての原点を語っていただいた。

発行告知

 総合マンガ誌キッチュ責任編集 呉


総合マンガ誌「キッチュ」

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総合マンガ誌キッチュ第七号便りその2 台湾マンガ業界の過去と今

2015.12.01 Tue
 2012年に兵役が終える直前、漫画評論家で演出家の高取英先生の台湾特別講演の通訳を務めました。

 日本の戦後、少年マガジンの初100万部の頃の劇画、エロと暴力からつい最近までの日本マンガの歴史を語られたのが記憶に新しい。

 さて自分は台湾に生まれて、1999年来日までは一読者として台湾でマンガを読んできたものの、台湾国内の市販のものの9割以上は日本のマンガという現状に疑問を抱き始めたのはしかし、ついここ数年でした――国を出ることで、思春期と相まった放浪癖のせいあるいは「日本人と同じ土俵の上に立ちたい」という強がりな願望から来たものか、まず自分の国のアイデンティティを自己否定していた。結果、徐々自分の生まれ故郷に目を向けるようになったのは、台湾を離れて10数年経ってからというわけです。

 さらに10数年の間ほとんど日本にいた自分は、物理的台湾のマンガ事情からは離れることになっていました。

 気が付けば2003年~2004年の台湾大手出版社の解体と再編、台湾人漫画家がゲーム業界への人材流出、国内マンガ出版の形態の変化などが起こり…その真相と正確な情報を得る術がありませんでした。

 そこで出会ったのは、台湾のベテラン漫画家・傑利小子(キッド・ジェリー)氏でした。

 傑利小子氏の本名は胡覺隆(筆者訳:コ カクリュウ)、1985年に出版社専属のイラストレーターとして軍事誌・科学誌・ファッション誌の三誌のイラストを同時に担当し、退社後の1986年に漫画家デビューを果たし、陳弘耀氏・敖幼祥氏・阿推氏・曾正忠氏などとともに伝説のマンガ誌「歡樂漫畫半月刊」で作品を発表し、台湾マンガの黄金期に大きく加担し、フランスのあのメビウス氏(故人)とも親交を持った、台湾でもっとも代表的な漫画家でイラストレーターの一人です。

 傑利氏のマンガ少年時代の話を伺いますと、なんとそこには日本の赤本と同じような貸本マンガが溢れていて、氏は手塚治虫マンガウォルト・ディズニーアニメに囲まれて、ついに漫画家という生き方にを歩むことになります。

 しかし、90年代の前半までの海賊版の波と政治団体や社会による理不尽なマンガ弾圧を目の当たりにした氏は漫画家仲間とともに海賊版根絶マンガ表現の正当性を訴える活動をし続けた。こうして、創作だけではなく、新しい世代の台湾漫画家のため頑張ってきました。そしていま、現役の漫画家とイラストレーターとして仕事をしながら、アジア権威のある漫画賞「金漫賞」の審査員から一般向けのマンガ教室まで、マンガ表現者の後進を育てるのに尽力しています。

 そんな氏に、氏のマンガ人生と、台湾近代マンガ業界の変遷を聞いてまいりました。

 総合マンガ誌キッチュ第七号特別インタビュー「傑利小子(キッド・ジェリー)と近代台湾マンガの歩み」で、日本から遠くて近い国の知られざる台湾マンガ業界の歴史の真相がついに日本初公開!
キッチュ第七号ラインナップ2
乞うご期待!


 総合マンガ誌キッチュ責任編集 呉


総合マンガ誌「キッチュ」

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総合マンガ誌キッチュ第七号便りその1 ラインナップ発表

2015.11.14 Sat
 ついに耳元まで届いた、冬小僧の足音。

 スタジオキッチュの一人編集部は現在、まさしく総合マンガ誌「キッチュ」第七号編集作業の真っ最中――

 11月発刊を予定していましたが、既に11月中旬に入った今では、編集作業と特集制作進行中という状態からして、事実上今月中の発行は不可能と判断しざるを得ない状況にあります、が、ジャンル問わず、特に「強力」なコンテンツを集めた「キッチュ」は、今年の第七号で大きな転機を迎える予感をしています。

 さて今回で総合マンガ誌「キッチュ」第七号の執筆者ラインナップとインタビュー内容を公開し、編集作業の進み具合を報告していきたい――
キッチュ第七号ラインナップ2
 マンガコンテンツのほか、これまで実現不可能と考えられてきたインタビュー企画まで収録し、もはや歴史に残る、いや歴史を創る一冊になるのではないかとさえ感じるのは私だけではないはず――

 是非とも続報をお楽しみに・・・!

 総合マンガ誌キッチュ責任編集 呉



総合マンガ誌「キッチュ」

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