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上京の三日間その一、朝日新聞・手塚治虫文化賞

2010.05.31 Mon
 5月28日の、漫画評論家の高取氏のアシスタントとして、第十四回手塚治虫文化賞の受賞式に行ってまいりました。

 二年前にも一度、会場に訪ねましたが、授賞式の変化に、一つ時代の変わり目を告げられるような思いでもありました。

第十四回手塚治虫文化賞
 マンガ大賞受賞 『へうげもの』 山田芳裕氏
 新生賞受賞 市川春子氏
 短編賞受賞 『テルマエ・ロマエ』 ヤマザキマリ氏
 特別賞受賞 故米沢嘉博氏

 今回も優れたマンガ作品が選ばれましたが、何といっても、米沢氏の特別賞受賞に感懐深く思うのであります。私は氏とは面識がありませんが、氏がコミックマーケットの運営そして、マンガ研究での多大の功績を思って―私見ですが―もっと早い段階での受賞されることも予見できたのであります。

 のち自主のパーティにもおじゃまさせていただきましたが、コミックマーケットの関係者ほか、マンガ家にマンガ研究者の関係者が多く集まったことから、米沢氏のカリスマ性はもちろん、温厚かつ誠実な人格をうかがえることができます。

 私が大学時代で大変世話になった、村上知彦氏ともお会いしました。またマンガ評論家の夏目房之介氏と(二年前の授賞式を含め)二回目顔合わすことに。実は約六年前、初め読ませていただいた夏目氏の著書は『マンガはなぜ面白いのか―その表現と文法』でしたが、当時はまたマンガ制作に重心をおいていた自分は、表現者を目指す部分がマイナスな形になって作用したせいなのか、かなりの拒否反応が出ました。

 あれから数年がたって、『マン美研―マンガの美/学的な次元への接近』(ジャクリーヌ ベルント編)、さらにマンガ研究者の瓜生吉則氏の短論『マンガ研究の現在―マンガをマンガとして<語る>ために―』を読んで、不勉強だった自分が、初めてマンガ研究における夏目氏の研究の重要さを気付くのでありました。

 また、もはや伝説的存在ダーティ・松本氏ともお会いすることができ、少しの間お話をうかがうことができました。なんという、夢のような一日でありましょう。<つづく>



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