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「キッチュ」第六号掲載作品紹介:あらむきちの『わたりうたとこども』

2014.11.27 Thu
蚕の繭六百をつむき

それをウコンで染めた金の絹糸

上質な犬の革

鼈甲に象牙(ばち)

そんなもの…
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 最初はお父さんとお母さんが喜んでくれた、みんな笑っていた、そう、ぼくが弾けば…そう思っていた

 第五号の『ズガンッ』に続いて、第六号にはあらむきちの氏の書き下ろし作品、全26ページの『わたりうたとこども』です。

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 人は優しければ優しいほど、悩みに悩んで、苦しんでしまうのではないかと、聞いたことがあります。

 もしそうだとしたら、しかし苦しみの正体は果たして、なんだろうか?

 とても、変わった考え方ですが、誰かに嫌われたくないという防衛本能からの気遣いよりも、誰かに喜んでほしいという願望の方がよほど信用できます。なので、嫌われまいとするための振る舞いは飽くまでも疑心暗鬼であり、それを捨てて、素直に喜ばれる喜びを持つことで、真の優しさがようやく手に入ると、私はかたく信じています。

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 これは「わたりうた」を歌う「しゃべるわたり鳥」と出会う「コドモ」の物語であり、その真の優しさを教えてくれる、心の物語なのであります。(呉)

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