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「キッチュ」第六号掲載作品紹介:日高トモキチ『アフリカの雨』

2014.12.04 Thu
 東南アジアと言えば、「生(せい)」のエネルギーをイメージする人もいるでしょう。今こそ大都市・経済成長などと聞くようになったものの、かつて「未開発」とイコールさせるほど、原始的というか、野生のイメージ…それがアフリカ。

 しかし同時に、やはりというか、アフリカの大地を象徴する強大な「生(せい)」を支えるには、同じくらいの「死」が必要であることを、思い出させてくれたのは日高トモキチ氏の書き下ろし8ページ短編『アフリカの雨』であります。

7A-1.jpg

 壮大な草原、動物、サバイバル、簡単な言葉で簡単に表すに越したことはないないが、「表現」は時にその深層を、しかしストレートながらも素直に言ってくれない方式で見る人に届けます。

 アフリカを東南アジアのイメージとして一括して良いものかは置いておくとして、私に原始的メージとしての「生」と「死」のエネルギーを身近な形で見せてくれた作品の中で最もインパクトを与えたのはやはり、山本政志監督の映画作品『ロビソンの庭』でした。

 さらに10年近く前に見たこの映画の衝撃をゆっくりと、蘇らせてくれたのは、今回日高トモキチ氏が書き下ろしてくれた短編作品『アフリカの雨』になるわけです。

7A-2.jpg

 何処か不吉だが、日常的空気が溢れるこの作品は、読む人の気分によって解釈が変わってくる気がします。しかし、『ロビソンの庭』に登場するとても行動的なヒロインと正反対のように思える主人公は果たして「生」と「死」の前に何を思って、行先にはどんなものがあるのだろうか…

7A-4.jpg

 おそらく生き物の観察する繊細な目線からしか生まれてこないこの短編作品、もはやこれ以上言葉では伝えられない、危険な香りがする面白さなのであります!(呉)

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