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「キッチュ」第六号掲載作品紹介: belne『エゾ先輩』

2015.06.30 Tue
 この匂いは、覚えがある。

 社会と秩序に疑問を抱き、果たして「お上」とはなにか、学問(アカデミズム)とはなにか、人は団体のなかで個体としてどう生きるべきか…若者たちは問い、エネルギッシュに動き回っていた。

 筆者はその時代の経験者ではないが、その匂いが懐かしく感じます。

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 匂いの発生源は、belne氏による全8ページの書き下ろし、『エゾ先輩』です。

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 belne氏を一言では紹介しきれない、しかしマンガ創作者であると同時に、教育者という肩書とて違和感がなく、そしてエネルギーの塊と言えましょう。

 その作品のバリエーションも豊富だが、共通して「安定」さが特徴になっていると考えています。そしてその安定さが著者の一部と絶妙な作用で生まれたのが、この『エゾ先輩』だと思います。

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 過去と現在をつなぐ、グレイなあの頃、しかしいつまでも色あせしない物語を、是非ご一読ください!

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