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総合マンガ誌キッチュ第七号便りその2 台湾マンガ業界の過去と今

2015.12.01 Tue
 2012年に兵役が終える直前、漫画評論家で演出家の高取英先生の台湾特別講演の通訳を務めました。

 日本の戦後、少年マガジンの初100万部の頃の劇画、エロと暴力からつい最近までの日本マンガの歴史を語られたのが記憶に新しい。

 さて自分は台湾に生まれて、1999年来日までは一読者として台湾でマンガを読んできたものの、台湾国内の市販のものの9割以上は日本のマンガという現状に疑問を抱き始めたのはしかし、ついここ数年でした――国を出ることで、思春期と相まった放浪癖のせいあるいは「日本人と同じ土俵の上に立ちたい」という強がりな願望から来たものか、まず自分の国のアイデンティティを自己否定していた。結果、徐々自分の生まれ故郷に目を向けるようになったのは、台湾を離れて10数年経ってからというわけです。

 さらに10数年の間ほとんど日本にいた自分は、物理的台湾のマンガ事情からは離れることになっていました。

 気が付けば2003年~2004年の台湾大手出版社の解体と再編、台湾人漫画家がゲーム業界への人材流出、国内マンガ出版の形態の変化などが起こり…その真相と正確な情報を得る術がありませんでした。

 そこで出会ったのは、台湾のベテラン漫画家・傑利小子(キッド・ジェリー)氏でした。

 傑利小子氏の本名は胡覺隆(筆者訳:コ カクリュウ)、1985年に出版社専属のイラストレーターとして軍事誌・科学誌・ファッション誌の三誌のイラストを同時に担当し、退社後の1986年に漫画家デビューを果たし、陳弘耀氏・敖幼祥氏・阿推氏・曾正忠氏などとともに伝説のマンガ誌「歡樂漫畫半月刊」で作品を発表し、台湾マンガの黄金期に大きく加担し、フランスのあのメビウス氏(故人)とも親交を持った、台湾でもっとも代表的な漫画家でイラストレーターの一人です。

 傑利氏のマンガ少年時代の話を伺いますと、なんとそこには日本の赤本と同じような貸本マンガが溢れていて、氏は手塚治虫マンガウォルト・ディズニーアニメに囲まれて、ついに漫画家という生き方にを歩むことになります。

 しかし、90年代の前半までの海賊版の波と政治団体や社会による理不尽なマンガ弾圧を目の当たりにした氏は漫画家仲間とともに海賊版根絶マンガ表現の正当性を訴える活動をし続けた。こうして、創作だけではなく、新しい世代の台湾漫画家のため頑張ってきました。そしていま、現役の漫画家とイラストレーターとして仕事をしながら、アジア権威のある漫画賞「金漫賞」の審査員から一般向けのマンガ教室まで、マンガ表現者の後進を育てるのに尽力しています。

 そんな氏に、氏のマンガ人生と、台湾近代マンガ業界の変遷を聞いてまいりました。

 総合マンガ誌キッチュ第七号特別インタビュー「傑利小子(キッド・ジェリー)と近代台湾マンガの歩み」で、日本から遠くて近い国の知られざる台湾マンガ業界の歴史の真相がついに日本初公開!
キッチュ第七号ラインナップ2
乞うご期待!


 総合マンガ誌キッチュ責任編集 呉


総合マンガ誌「キッチュ」
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