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「キッチュ」第二号掲載作品紹介:速読、やってみる?

2010.07.26 Mon
 幼い頃に、よく新聞小説を読んでいました。

 元々活字は苦手でしたが、付いているイラストが面白ければ、なんとか読めました。

 そして中学生頃は、香港代表的な小説家金庸(きんよう)の武侠小説を読むようになり、今思えば私の物語作りのペースになっています。だが金庸の小説はどれも壮大なものばかりで、もっとも長い長編は辞書かと思わせるような厚さ五冊のボリュームもあります。

 こういう時は速読ができれば…と思った訳ですがそれを身に付けるには、様々な訓練を受けなくではならない。

 と、これから先はあくまでもマンガの話ですが―――

トレーニング

 今回の物語「変な二人」。主人公原田くんが、不思議な速読少女クラスメイト東堂さんと出会うことで、速読のトレーニングを始めたわけです。

 そして遠すぎずに近すぎない関係だが、二人は速読と触れあいつつも、時々冒険にも出かけるわけです。

 二人の冒険(?)

 作者の土屋光太郎氏本人は穏やかな性格で愛想も良く、会う度にいつも笑顔で声をかけてくれます。私個人的な勘だが、不自然な親切さではない限り、ファッションや人の接し方で自己表現しない人間は、「モノ作り」という人種の匂いがするものです。

 この場合、大当たりでした。彼のこの作品「変な二人」が目に入った瞬間は、不思議と「読まなくては」という気をさせられます。実に淡々とした展開で、作中の二人の日常が描かれるわけですが、それぞれの出来事の間は絶妙で、読む前からの「気になる」という気持ちは、読み終わるまで持続していました。

 そして物語の後半、病で変わり果てた東堂さんを目の前にして、原田くんはどういう気持ちで彼女に接しているのだろうか?

東堂さん
 
 始終ほとんど表情に変化の無いこの二人は、しかしその感情豊かさに驚かせるものがあります。「下手うま」というよく耳にする言葉だは、あくまでも便宜上使われるものだと考えます。私は、それが表現力のある優れた作品に、それを結びつくか否かを考える必要性すら見出せない。

 表現の幅に枠を付けまい努力は、本の編集側、そして読者にも責任があると、言えなくもないかもしれません。

 それでも、この作品を読み終わった後、悩むのであります。

原田くん

 人は作品によって感動されたり、泣いたり笑ったりしますが、それは作品を読んだ人だけが得られる感情であることは言うまでもありません。だが作品に登場する人物たちには、彼らだけの体験があり、それは誰もか介入できないものです。よって読者の感動そのものは身勝手なものではないかと、考えてしまうのであります。

変な二人

 作者の次回作とさらなる活躍の期待を胸に、自信を持って、この作品を勧めたいと思います。

 もちろん読むには速読に苦しむ必要はありません。(呉)

>総合マンガ誌キッチュ第二号作品紹介ページに戻る<

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