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「キッチュ」第二号掲載作品紹介:なぜマンガを描く?

2010.08.31 Tue
見してヨ

私の人生の中で、今のところですが、
二人の編集者との出会いが非常に大きい。


一人は私が大学時代、
誰にも評価されないと思いこんで、
独りで悩んでいた時に、
特になにも特別なことを言ってくれたわけではなく、
ただ会うたびに「どうだ、描いてるか?」と
声かけてくださいました。

そのささやきに不思議な力があって、
私は辞めずに描き続けることができました。


才能は関係ナイ


もう一人は、常にパイプを燻しながら
「でぇ~丈夫だよぉ」という口癖をする
見た眼からして謎めいた人物の編集者です。

「「才能」こそ「狂気」だ」とも、
よく口をしています。


大学を卒業して、大学院に進学して
教授たちとのケンカの毎日を過ごしても、
なにげにマンガを描き続けました。

が、しかし、博士課程に進学してからは、
「マンガをやめる」とキバリ言ってみたものの、
気が付いたらまだ描いていた。
(ちなみに「やめる」宣言をしたら、友人で普段温厚な
漫画家の阿部洋一さんに珍しく怒られました。
「なにバカなこと言ってんのよ」と言ってくれました。)


論文の後半と、編集関係の仕事に手を出したせいもあって、
物理的に絵の密度を落しつつもマンガを描いています。

そんな中、始まって四年ほどになるでしょうか、
私が大学構内に設置した掲示板に、
毎週の月曜日に必ず貼り付ける一ページマンガで
それまで私はなぜマンガを描いているのかについて、
マンガで描いてみました。

それがこの『少年探偵団』です。

――多くの人間と同じように、幼い頃に、
私は妄想を抱いておりました。

それが直角になっているあらゆるものの延長線に
目の見えない「線」が永遠に伸び続けるというものです。

そのためその「線」がある(と思われる)ところに
通ると、必ず手で「線」を括り上げて、
通ることにしていました。


見えない「線」


当然の如く、周りからは変な目で見られていました。
なので周りの目を盗んで、ひそかに
見えない「線」に気を使いつつ、普段生活をしております(笑)

なぜそんなことやるんだろう?
事実上なんの利益をも生み出さないし、
遊びにしても真剣すぎたのでありませんでしたか…?

その思い出(いまでもたまにやるが)は、
もしや私がマンガを辞めないでいる「原理」と
通じるものがあるのではないでしょうか?


デストロワイヤル


ともあれ、約四年間描き続けた掲示板マンガでは、
唯一フィクションのものでした。
他のものは主に日常生活の出来事を
面白おかしく描いたものばかりでした。

全部で6回(1回に2ページ)ある
短編だが、今回も6回分けで、
キッチュ第二号に載せる事にしました。


来たな!怪人マゾ!!


やはり「なぜ」ということについて、
答えは出て来ないものでした。
しかし、だからこそ、「なぜ」を追うことが面白いのではないでしょうか?


と、エラそうなことを言いつつも…

「来たな!怪人マゾ!!」

あそこだけ、描きたかったのかもしれません。(呉)

>総合マンガ誌キッチュ第二号作品紹介ページに戻る<

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