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「キッチュ」第三号掲載作品紹介:大好き

2011.05.04 Wed
 よく見る映画のテレビコマーシャルの話です。

 試写会の出口で、観客達からは決まっていろんな絶賛の言葉…そんななか、「感動しました」あるいは「泣けました」などが、特に記憶に残ります。しかし「泣いた」ことは、「泣かせる」ように出来ている映画が「娯楽」として功を奏したことで、観客は「感動」を「楽しんだ」…つまり「悲しまれた」というよりも、やはり「娯楽された」と言えなくもないのではないかと、思う時があります。

 
 キッチュ第二号『トゲ』に続いて、第三号では浜口今日子さんの新作、全18ページの作品『もめ!!』を掲載させていただきました。

 夜中に乙女を襲いかかる怪しい男、がしかし、いきなりパワーフルな乙女に秒殺されてしまう。しかしなんと偶然にも二人は幼馴染だった…!
思わぬ再会

 二人の再会から15年前、ランドセルと二人と、そこにはなんとなんと、彼がチカン行為に走ったわけが…!!

15年前

 キーワードは「もみもみ」大好きと「ランドセル」大好き――冒頭部分の迫力満点の再会シーン、そして意外すぎた展開ながら繊細な心情描写。最初から最後まで目が離せない18ページです。

 ――楽しみ方として、「笑わせる」物語で「心底から笑った」ことが、「泣かせる」物語で「おもわぬ泣いた」ことよりも、幾分弱い印象があります。「泣く」ことのほうが何気に思いやりの気持ちに繋がる、高級感(?)があるからかもしれません。しかし映画に限らず、物語の創作側にとって、「感動させ」て「泣かせる」ことよりも、「笑わせる」ことのほうが、実はもっもっと難しいのであります。

 ぜひとも、『もめ!!』でちょっと感動して、大いに笑いましょう。(呉)

天国の舞

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