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『彌勒』漫画化宣言

2013.04.16 Tue
 林海象監督と初めてお会いしたのは、京都造形大学学内で行われた映画の上映会でした。

 時々金髪で、時々黒髪、映画監督であることを伺ったものの、日本では初対面かと思ったら、既に二十数年前、台湾で『黄金孔雀城』という題名で公開された『ZIPANG』で、半蔵という戦闘サイボーグのような忍者と黄金の王などの強烈なキャラクター達を通して、私は林海象監督と「会っていた」のであります。

 「海象さん」と親しまれる監督も、実は二十数年前に沖縄よりも南にある私の故郷でもある台湾という島国と深く関係を持ったことで、不思議なご縁を感じる次第です。

 その海象さんの最新作映画『彌勒』との出会いも、小説家を志す主人公江美留の姿を漫画家という苦難の道を選ぶ人達と重ね合うことによって、まんざら「お初」ではないと言えよう。

 『彌勒』とはなにか、それは全てを救済するための、ある意味絶対なる慈悲と言える存在なのか。しかしここでは宗教的と言うよりも、全ての偶然性を必然性に繋ぐべき、意図的ではなりえない状況から生まれる「なるべくしてなった」精神状態なのかもしれない。文学的かつ抽象的過ぎるとも言える稲垣足穂の小説『彌勒』を見事に映画化した海象さん曰く、「原作の中から一番大事で、一番シンプルなものを取り出す」だそうだ。

 
 文学・哲学・科学そして死の少年と出会うことによって、小説家になることを決めた江美留のその過程と心理、如何にわかりやすく、シンプルに描くことを目指して、絵描きとしての自分を燃やし尽くすつもりで、キッチュ出版最初の単行本になる、林海象監督映画『彌勒』の漫画化制作を宣言しちゃいます。

 この一作にまつわる全ての素晴らしい出会いを偶然による必然であるように、希望を持って。


 キーワードは「お前の目指す人間とは、なにか?」


映画『彌勒MIROKU』公式サイト
 
総合マンガ誌「キッチュ」
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| | | 2013.05.10(Fri) 12:17:46 | [EDIT] | top↑ |

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