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落ち武者と悩ましき永遠の謎

2013.06.29 Sat
 日本語学校の窓から見える小学校(あるいは中学校?)の運動場周辺が、台湾にいた頃見た日本の心霊番組で紹介された口元が裂ける落ち武者の生首がうつる心霊写真が撮れるという心霊スポットであることに気がついたのは、三ヶ月間の日本語学校の基本課程を終えて大学に入学した後である。

 さすが古都だけのことはあると驚嘆しながら、日本語学校の課題をこなした時点では自分の言葉はもう完璧だという錯覚が生まれたことが、いまや恥ずかしい記憶になっている。

 さらに思い出として、五千円ほどで購入した小型テレビが不思議とアンテナなしで京都の地方チャンネルを見ることが出来たが、毎日(野球の)阪神漬けの番組にうんざりしていた自分が、いつの間に応援するようになり、気が付いたらついに阪神ファン十三年目に突入したのも、我ながら興味深い出来事と言えよう。

 北海道生まれの方が本物のゴキブリに好奇心を抱くこともあろうか、私の場合台湾のバラエティ番組にしばしば登場する日本という国に来たことに、「あれは本当だったの?」という疑問をまず一つ一つ検証したいという強烈な欲望が脳内に走ったものだ。

 なんと言っても台湾で見た日本の食番組でリポーターがなぜかラーメンを「美味い」か「不味い」かではなく、「なるほど!」とコメントするという大きな謎を解くべく、日本に来た頃からラーメン屋さんを見かけては空腹かどうかに関わらずにとにかく入ってみたものだ…

 さて日本語勉強のため絵を描かない数カ月間を終え、当時まだ学科だったが、いよいよ日本初のマンガ大学に入学できたわけで、「描くぞ!」という意気込みだけが胸中に渦巻いている状態であった。

 しかしいま振り返ってみれば、マンガの大学に対する期待から来たものだったんだろうか、その意気込みの正体はおそらく「描くぞ!」ではなく、「描かされるぞ!」という学科そのものを頼りたい気持ちであった。

 当時の教員は漫画家以外に評論家そして編集者というメンバーでバランス良く構成されていたが、先例がない高等学校のマンガ教育そのものが先生方を悩まされていたに違いない。そんななか、授業の一環として大学で初めてのクロッキーをしたのは、二回生前半の頃だったと記憶している…。

 なにはともあれ、「山」盛りの野菜と肉に麺が見えぬほどの濃い油層で初めて注文する者に絶大なインパクトを与える〇郎系ラーメンに絶句した私だが、未だに日本ラーメンの「なるほど!」の謎が解けないでいるのだ。
クロッキーその1
2009年頃に描いたクロッキー 作画時間約3分 筆ペンによる



総合マンガ誌「キッチュ」
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